2014年, 5月

 

レアンドロ・エルリッヒ(1973年ブエノスアイレス/アルゼンチン生まれ、モンテビデオ/ウルグアイ在住)は、金沢21世紀美術館にとって特別なアーティストのひとりです。「レアンドロのプール」の愛称で多くの人々に親しまれている作品《スイミング・プール》は、妹島和世+西沢立衛/SANAAの設計したこの美術館において、ひときわ大きな役割を果たしてきました。90年代はじめから湧き出るように出現した多様な表現の中で、誰もが共有できる物や事を通して現実の認識に変容をもたらす作風は、現在まで続く現代美術の特徴のひとつとして指摘することができます。《スイミング・プール》は「プール」というありきたりのものを未知で新しい要素と組み合わせて非日常化してしまうことで、見る側の問題意識を誘発している作品です。日常の中に大胆に介入して、常識的な見方でそのものの存在に反応してしまう私たちの姿を見事に映し出し、同時に親しみやすさや気軽さによって、人々が作品に向き合ったときに創造力を惜しみなく発揮して、全身で受け止めることが身につくように促してくれています。現代美術が以前にも増して人々に愛されていることに大きく寄与しているのは間違いありません。本展は《スイミング・プール》の他に最新作を含む12点を紹介する、日本で初めての個展となります。またそれが開館10周年を迎える2014年の記念の年に開催できることは大きな喜びです。つねに外に向かってひらかれている、交感の場を提案するエルリッヒの作品世界を、ぜひお楽しみください。 

期間:
2014年5月3日(土) 〜2014年8月31日(日)
10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
会場:
金沢21世紀美術館
展覧会ゾーン
休場日:
月曜日(ただし、5月5日、7月21日、8月11日は開場)、5月7日、7月22日

《スイミング・プール》 2004 © Leandro Erlich Studio photo: NAKAMICHI Atsushi / Nacása & Partners

《スイミング・プール》 2004
© Leandro Erlich Studio
photo: NAKAMICHI Atsushi /
Nacása & Partners

《エレベーター・ピッチ》 2011 © Ignacio Iasparra 
for Galería Ruth Benzacar

《エレベーター・ピッチ》 2011
© Ignacio Iasparra 
for Galería Ruth Benzacar

《階段》 2005《階段》 2005

「レアンドロ・エルリッヒ ありきたりの?」展の入館チケット付プランを20組様限定でご用意いたしました。
金沢の新緑と現代アート、べにや無何有の宿泊とをぜひお楽しみ下さい。
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2014年 山代大田楽

2014年 5月 27日

 

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8月3日(日)・8月4日(月)は山代大田楽が催されます。

中世に大流行したという謎の芸能「田楽」を日本各地の芸能や音楽を取り込み、野村万之丞氏が現代によみがえらせた「大田楽」。夏の夜空に響き渡る神秘的な笛の音とかがり火を背景に、奇抜な衣装をつけた人々が躍動感あふれるリズムと踊りを繰り広げます。会場周辺には縁日など多彩な催し物もあって、まさに芸能曼荼羅にふさわしい賑わいです。
会場はべにや無何有周辺です。ひと時の夏祭りをお楽しみいただけます。

※山代大田楽の開始時間20:00にあわせて、ご夕食は早めの17:30からご用意させて頂きます。
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