2014年, 12月

 

プリント「犬のための建築」は、デザイナー・原研哉氏のディレクションのもと、犬の尺度で建築を捉えなおすことで新たな建築の可能性を模索する、犬と人間の幸福のための真摯な建築プロジェクトです。2012年11月に公式サイト(architecturefordogs.com)がオープンし、世界をリードする建築家・デザイナー13組がデザインした「犬のための建築」13作品が、フリーダウンロードできる設計図と共に公開されました。公式サイトでは、設計図をもとに自作した「犬のための建築」の写真を投稿することができ、インタラクティブな交流の場にもなっています。また2012年12月にマイアミの「Design Maiami/」にて最初の展覧会が開催された後、ロサンゼルスのロングビーチ・ミュージアム、TOTOギャラリー・間、四川省のZHIアート・ミュージアムに巡回した後、今年2014年に金沢21世紀美術館でも展覧会を開催する運びとなりました。本展では、「犬のための建築」28点が、長期インスタレーションルーム、デザインギャラリーと交流ゾーンにかけて一堂に展示されます。柴犬・スピッツ・パグといった具体的な犬種を特定してデザインされ、それぞれの建築家・デザイナーの個性もにじみ出ている作品の数々をじっくりとご堪能いただけます。
デザインギャラリーでは、「人間と犬のスケールを調整する装置」というコンセプトはそのままに、10数種の形態バリエーションに展開した原研哉氏による≪D-TUNNELのボレロ的展開≫が、実寸大もしくは縮尺模型として公開されます。また、東京展で投稿された一般の方からのアイディアの中から選ばれた≪すきま椅子≫は日本初公開となります。
「犬」を通して「建築」の領域を広げてくれる本展覧会、どうぞご期待ください。(金沢21世紀美術館より)

期間:
2014年12月6日(土) 〜2015年5月10日(日)
10:00〜18:00(金・土曜日は20:00まで)
会場:
金沢21世紀美術館
デザインギャラリー、長期インスタレーションルーム
休場日:
毎週月曜日(ただし、1月12日は開場)12月29日~2015年1月1日、1月13日、5月7日
原研哉×プードル©Hiroshi Yoda原研哉×プードル©Hiroshi Yoda